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利尻島&礼文島 ~利尻島編 その1~

北の果ての海に浮かぶ山へ



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ずいぶんとご無沙汰してしまいました。


立山三山の後


11月初旬に行った金峰山にて岩の上でこけてカメラ故障。

11月下旬の高島トレイルは暴風により撤退。

1月に山岳保険が切れて、雪山を含まないハイキング保険へ切り替え。(これにより雪遊びをやめることとなり本格的に冬眠状態に)


冬が明ける頃、いつもの山仲間と今年の山に妄想を膨らませ、そして決まったのが今回の北海道の旅。



5月初旬に鈴鹿のハライド&ブナ清水で体を起こし(カメラ故障中につき写真無し)
5月下旬に近所の低山でお茶を濁して



いざ、利尻山へチャレンジ!!



…( ・∀・;)


不安しかない。

仕方がないので「夏山のために利尻山でトレーニングする」つもりになることにしました。





さて、今回利尻島へのアクセスは、飛行機とバスとフェリーです。

中部国際空港から新千歳で乗り換えて稚内へ。
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そこからフェリーターミナルへバスで移動します。


ところでこのアクセス方法。
飛行機の乗り継ぎとバスまでは連結しているので問題ないのですが、なぜかフェリー出港時間だけは独立していまして、12時頃ターミナルへ到着するも利尻島へのフェリーは16時40分という、すごい待ち時間が発生してしまいます。
稚内駅周辺は特に観光する場所はないので、待つにはちょっと辛いところでした。


フェリーを待つ間、駅から10分ほど歩いた“うろこ亭”でお昼ごはん♪
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北海道、港町、といえばの海鮮丼です♪♪

その後稚内駅周辺をぶらぶらしてから、ようやくフェリー出港時間に。
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2等室は自由席で雑魚寝タイプと椅子タイプの部屋がありました。
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だらっと過ごしていたところ、なにやら人がワサワサと動き始めたので外に出てみると…
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利尻島だー!!
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海に浮かぶ山ですね
利尻富士との別名どおり、裾野が広がっていてまるで小さな富士山。

徐々に近づいてくる利尻島を見つつ1時間40分の船旅は終わり。

朝5時から夕方18時まで、なんと移動にかかった時間は約13時間!!


ひー
海外行けちゃうよ。
次回からは新千歳空港から利尻島へ飛行機を絶対に使おうと決意しました。



宿から迎えに来てくれたのは奥さん。
とっても元気でチャーミングな方でした。


「今日はウニが採れたから夕食に出ますからね~!!」

採れない日もあるんだって。
やった!わーいわーい♪


「え?明日の天気?そんなの全然問題ないわ!大丈夫でしょ~!!」

利尻山に登る日。ちょっと天気が微妙で心配してたのです。
島の人が言うなら大丈夫なのかも。よかった!


宿に到着してすぐに夕食です。
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ウニー!!
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利尻礼文はウニが有名で、しかもこの時期はベストシーズンなんですよ~。
ここで食べたウニはムラサキウニという種類。

めちゃくちゃ美味しかったです!

ちょっと食レポしますね(え、いらない?まあまあそうおっしゃらず)

ウニってすごく濃厚ですよね。
ここで食べたウニたちはみんな意外とさっぱりした味でした。
でも味が薄いんじゃないんですよ。味はしっかりとウニなんです。でもあのネットリ・マッタリ・モワッとしたこってりさが少なくて、ほんのちょっと塩気(海水?)を感じつつ爽やかな風味で口にぱくっと入れるとふわっと溶けてなくなるんです。

今朝採れたてのウニとのことだったので、すごく新鮮だったのかな。


なにこれ、食べたことない…めちゃ美味しいよう。


食事が終わる頃合に登山ガイドでもある宿のご主人が翌日の天気や利尻山について説明してくれます。


「明日は南西の風が吹きます。午前中は多分晴れますが、昼過ぎから崩れてにわか雨の可能性があります。風も強いので気を付けてください。」



がーん。
さっきの奥さんの言葉…超テキトーな(笑)



決行中止は各自の判断。

霧マークが並ぶヤマテンのサイト。
いつもの私なら、「何も見えないなら行っても意味がない」と考えて中止している予報です。



え、これ、行くの?


iPhoneのディスプレイを見せるも、あいみさんは華麗にスルー。


行くのか。


トレーニング不足(これは自分の責任)
標高差1450m
イマイチな天気予報
まったく未知の山


ネガディブな要素が多すぎる。



早朝のスタートなので雨が降る前に下りれるかな。

雨が降ったら即下山するというつもりで、無理せず、のんびり登ることに決めました。



明日は4時半に宿を出発。




は~~~。



毎度のことながら、ため息をついて、おやすみなさい。




その2へつづく。


by asaasa32 | 2017-07-03 22:49 | 山歩記録
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