その1はコチラ
別山(石川県白山市)2399m 2012年8月25、26日 南竜ヶ馬場は周囲を山で囲まれているので、朝日を見ることができません 見ようと思うと、室堂へ向かう道を登ってアルプス展望台に行くか、別山へ向かう道の油坂を登るかのどちらかになります お昼寝前のほろ酔い気分でどうしようか作戦会議 アルプス展望台へは1時間ほどかかりそうな予感 登ってご来光を見て下りて、今度はテント担いで逆方向の別山へ向かうなんてメンドクサーイ(´・ω・`) どうせ油坂を登るなら、早立ちしてご来光見がてらの方がいいじゃん!? ビジターセンターで直近の日の出が5:15という情報をゲットして何時に出発しようか地図を見る テン場から油坂までの標高差は100mほどな感じ 荷物の重さを考えて40分くらいで登れるかな~ということで、明日は4:30に出発することになりました 3:00 突如鳴ったアラームの音で目が覚める …起きたくないな シュラフの中でぐずぐずしていると、隣のテントの友達が身支度している音が聞こえてきた 観念してのろのろと準備する どうも気が進まない なぜか分からないけど、予定通り出発してもご来光は見られない気がしてならず、それならいっそのことアルプス展望台へ行った方が正解ではないかという考えがずっと頭の中をぐるぐるとまわっていたのです それでも着々と撤収作業を進める友達につられながらなんとかパッキング完了 夜露に濡れたテントは異常に重く、かつパッキングに失敗したのか食糧の分減ったとは思えないほどの重量感(*´Д`)=з 予定時間を10分ほど遅れて 4:40 南竜ヶ馬場を出発 ![]() うっすらと明るくなった道を歩き出す 油坂への取り付きはどこだろう…?というか登るような山が見当たらないよ! カーブを曲がったところで私たちが目にしたもの どどーん ![]() ぎゃー(((゜д゜;))) 確かに標高差は100mかもしれないね!がっつりその分下るけどね!! ピンボケにもほどがある 油坂は沢の向こう側 とてもとてもご来光には間に合いません 予感は的中です(笑) 前日に下見をしておかなかったことを激しく後悔…面倒を惜しんじゃダメだな~(*´Д`)=з 油坂の途中、ご来光を見てきた人たちとすれ違い聞いてみたら「素晴らしかったです!」だって 羨ましい! でも…私たちのご来光だよ! ![]() 山間からの朝日ですが、金色の力強い光に照らされてモリモリと元気が湧いてきました!! ![]() 太陽って素晴らしい~ヾ(≧∇≦*)ゝ これはこれで良かったよね! 振り返ると御前峰と室堂、そして中腹には南竜 ![]() やっとのことで登りきるとこれから歩く稜線が見えました ![]() 別山までずっと続いてます 御舎利山と別山が遠く向こうで待ってるよ! 稜線歩きだ!!というワクワク感と、正直遠いよ大丈夫か私たち!!というドキドキ感が少し ![]() 6:30 天池 ![]() なにやらすごく雰囲気の良さそうなところだったので 朝ごはんにします(´∀`) ![]() 味噌仕立てのお雑煮とビーフンを用意していたのですが、食欲がなくビーフンを持て余してしまいました 1日目の夜はがっつり食べれるけど、2日目以降は少ない量でカロリーが高いものを選べばいいんだな~ 買い出ししているときはあれもこれもと欲張っちゃうけど、食糧計画も見直さなくっちゃ 早立ちしたので時間は十分あります 45分ほど休んでから出発 別山までのこのルート 山と高原地図では危険マークがあるのですが、調べたらみんな特に問題なく歩いているようで安心していたのです ところが!! ![]() 本日2度目の ぎゃー(((゜д゜;))) 道幅は50cm程度で狭い! そして左側は…滑ったら下の沢まで落っちゃうんじゃないの!? 1~2か所そういうところがあるのかなというイメージだったよ…高度感は半端なく奥穂の岩稜帯よりもずっとずっと怖かったです 下を見るとふわっと吸い込まれてしまいそう 一見木々が生えているようなところも、実は草で見えないだけで地面がない 確実に地面があるところに一歩一歩足を置き慎重に歩きます 稜線歩きを楽しむ余裕なんてないよっ わーわー言いながら歩いたら、今度は一転して景色はのどかな緑の世界 ![]() 怖い道はもう終わり? いいえ!そんな簡単にはいきません ![]() はて、この先道がない・・・( ・∀・;) イヤ~な予感は的中! 写真左側の土の部分、もともとなのか崩れたのか、しっかりした足場がほとんどありません 私たちにはということで…問題なく歩く人の方が多いと思います 見た目よりもずっと斜度があり、足を置き間違えると滑ってそのままさようならということになりそう 聞いてないよ! 聞いてないよ!! おかあさーんヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 そしてザックは嫌になるくらい重力に忠実 這いつくばるようにして乗り切りました あー怖かった 核心部は無事終わりました!あとはたおやかな山容を堪能しながら頂上をめざしますよ~♪ ビロードのような山肌 銚子ヶ峰から見た別山はゴツゴツして雄々しかったので意外な風景です ![]() 辺り一面に広がるチングルマは頑張った人だけが見れるご褒美なんだ(*´艸`)夏は一面が白く染まるのかな 見てみたい!でもこの道通るのは二度と御免だね~なんて言ってたけど こうして振り返るとまたこの景色を見てみたい気もしちゃう 8:50 分岐到着 ザックは置いて空身で山頂に向かいます ![]() 遠く見えますが10分ほどで到着です! ![]() 長かった~ 三ノ峰を始め連なる山々たぶん・・・違うかも ![]() いつか銚子が峰から別山、そして白山へ抜けたいと思ったことがあるなんて世間知らずにもほどがあるわ…( ・∀・;) もう少し歩けるようになってからだね 9:20 分岐に戻って、いよいよ下山ですよ~ 白山はもう雲がかかってしまいました ![]() 自分の歩いた道を振り返って驚く 歩き始めてから5時間 もう1日の行動は終わりだよ~テント張ってごろごろしたいよ~ 残念なことにテント場はありませんので、下山するしかありません まだまだこれからが長いのです! ![]() 市ノ瀬までの距離に衝撃を受けつつ下山開始です! 下山ルートの名前は“チブリ尾根” ![]() 高度感たっぷりな雰囲気から始まります ジブリとかチロルとかを連想してしまったので可愛いな~なんて思ってしまったんですよ ちょっと歩いてみたい(*´m`)♪ そんな理由で、今回は白山ではなく別山を目指し憧れのチブリ尾根で下山するという計画になったのでした さて 肝心のチブリはさっぱり可愛くなかったです ![]() チブリ尾根避難小屋まではつづら折れかつ激下りのうえ展望は無し 下りだから大丈夫かと思っていたけど 肩にのしかかるザックは子泣き爺のごとくどんどん重くなり、南竜から4kmほどの稜線を歩いてきた足は疲労のため踏ん張ることが難しくなってきました 肩が痛い、腰が痛い、足が痛い 10:30頃 チブリ避難小屋へ到着 あとどれくらいだろう?地図を見てみる ここまでのような急坂ではないけれど、まだまだ先は長く3時間弱の道のりが残っています 遠い・・・ 疲労度合から下山できる気がしない 避難小屋より下でオコジョがいたという情報を耳にしても、そんなのどっちでもいいわい ロープウェイプリーズヽ(;´Д`)丿!! 今なら迷わず乗る(笑) 長時間続けて歩くことができず30分毎にザックを下して休憩しながら進みます 会話は「そろそろ休みますか~」と「そうだね~」のみ(笑) あまりにも肩が辛いので首から下げていたカメラはザックの中へ カメラがないだけで少し楽になりました 小さいけれど負担になってたんだなあ 幅の狭い道の両側は笹や鬱蒼とした木々が続き、周囲の景色に変化はなく気を紛らわせるようなものもありません そしてひたすら長い 朝方油坂ですれ違ったガイドさんにチブリ尾根を下ることを伝えたとき、「チブリ?うーん、……いい…ですよ?」とかなり微妙な表情だった理由が分かりました 言っちゃダメだけど! 言っちゃダメって分かってるけど!! いいところが見つけられない( ・∀・;) 道を作ってくれる人がいるからこそ山歩きが楽しめるのに、へなちょこの分際で本当にすみません 白山に比べればぐっと減りますが登山者もちらほらといました 別山までは5時間程度かかるのに、よくもここを登ろうって思ったね!? 鈍足だけど精一杯の力で歩いている割には遅々として下がらない標高にため息をつくばかり この頃になるともはや2人とも発する言葉は「あ~」とか「ぐぅ~」とか、言葉というよりは呻き声!? 30分毎の休憩は変わらず続き牛歩のごとくヨロヨロと歩いていきます 永遠に続くかと錯覚したチブリ尾根は、やっと残り600mの標高差に! 信じられないけど先が見えてきた! 「あと600mくらいです!天王山一個分ですよ~!!」 久しぶりの山歩きで、私よりもバテて口がへの字になっている友達に声をかける 登りなれた山と同じくらいの標高差と思うとすごくホッとしました ところが、そこからはなだらかな道が続きます 眼下に砂防が見え始めたのに、ずっと平行移動 うん、確かに楽だよ。楽だけど下りなきゃ終わらないんだってば! おろしてくれ~ 私をこの山からおろしてくれ~ 13:30頃 半泣きになりかけた頃ようやく登山口へ到着 さらに林道を20分ほど歩かねばなりません これがまたキツイ!! 腰が折れて普通に歩けません もうダメだ~限界だ~と思ったら 14:00 駐車場到着!! 終わりました…チブリだけで4時間半もかかってしまいました 当初の計画どおり7時に南竜を出ていたらと思うと少しゾッとします ザックを放り投げ、登山靴を脱ぎ捨てる ファンタ一気飲みした後の第一声は 「なんも言えねー!!」 北島選手、ごめんなさい 喜びが溢れるほどの元気はなく、辛さを語れるほど頭の整理ができておらず 真っ白で何も考えられん 終わったことが信じられん(笑) 「燃え尽きたね…」 「うん、明日髪の毛真っ白になってるかもね…」 明日のジョー? ちょっと帰り道に別山へ寄って行こ~なんて気軽な感じだったのですが大間違い! テント泊2回目(しかも1回目は徳沢)という私たちにはかなり背伸びした山旅でした しょっぱかった~。゜(゜´Д`゜)゜。 でもまあ、これで別山には1度行ったことですしもう行かなくてもいいよね!?いいよね!? 今度からは南竜ピストンで帰ってやります あ、白山は行っておこうか テント泊装備の私たちは亀 コースタイムにプラス30分~1時間の余裕を見ること テン場まで3時間程度の山にすること そしてそして縦走なんてもってのほか!! 9月連休の計画練り直しだ~い(σ・∀・)σ ![]() あぁ~ でも、ちょっとだけ、もう1回歩いてみてもいいかも・・・(*´m`)♪5年後くらいに(笑)
by asaasa32
| 2012-09-08 09:33
| 山歩記録
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