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常念岳 その1

週末は雲の上におります。
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涸沢、槍ヶ岳、蝶ヶ岳・・・いろいろな場所から見る常念岳はいつもピラミダルなシルエットで、そのたびに「あの山は大変そうだなあ」という印象を受けました。

基本的に緩い稜線が好きな私としては、常念岳のパッと見独立峰的な雰囲気にもなかなか惹かれません。

テント場に着いてから山頂まで1時間かかるというのもネック。
テント張ったらもう動きたくない(笑)


いつかは行かなくちゃなあと思いつつもイメージが先行して後回しにしていたのですが、笠ヶ岳が控えている身としてはここいらでガッツリ登っておいて体力値を上げておかなくてはと思ったのであります。


パッキングはシビアに。
目標は10kgでしたが、最後に水と食料を追加したら11kg超えました・・・でも12kgは無かったはず。
ザックが重いんだからしょーがない。背負いやすいので良しとします。



ずっとずっと避けていた常念岳へ。




常念岳(長野県松本市、安曇野市)2857m
2016年8月13、14日




深夜2時頃出発し、一の沢登山口の駐車場に到着したのは5時過ぎ。

40分ほど仮眠をしたら準備して出発します。
林道をテクテク歩いて登山口へ。
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写真は登山口に近い方の駐車場。(とはいえ、どのみち結構歩きます)
駐車場は2か所。もう少し手前にもありますが、この時間でまだ数台の余裕がありました。

今から思えばこの林道が一番辛く、絶対にゴールまで辿りつかない予感。

行けるかな・・・途中で帰るってなっちゃいそうだな。

40分ほど歩いてようやく登山口に到着。
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お手洗いを済ませ、登山届を提出して、いよいよ出発です!

6:45
常念岳へ出発~♪
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沢沿いを歩いて行きますので、序盤は緩いトレイルです。
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まだ早朝ですがすでに若干蒸し暑く、この先の道のりに不安が募ります。
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テント場まで5~6時間。「本当に行けるのか」と頭の中はそれしか考えられません。
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遠い青空に稜線が見えました。
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うっ・・・遠いなあ。
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でもテンションが上がる景色!青空と緑の稜線はいかにも夏山という雰囲気でワクワクした気分にもさせてくれました。
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9:00
笠原沢を通過。
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距離的にはもう半分以上来てるのですが、時間的にはまだまだ。これからどんどん登っていきます。
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笠原沢を過ぎるとトレイルはちょっとした沢に。
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小川じゃないですよ、登山道です。
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大雨が降ったらどうするんでしょうね。迂回路があるのかな?
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10:00
ここからいよいよ胸突八丁へ突入です。
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今まで緩く登っていたツケが一気にやってきます。
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ふうふう言いながら登っていたとき、自分の中に燻っているネガティブな感情や嫌な記憶を忘れていることに気がつきました。
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「あ。今、私何も考えてなかったな。」という瞬間がすごくたくさんやってくるのです。

ある程度のラインを超えて負荷がかかると無の時間が来るんだな。
いいなこれ。
でもこれって慣れてくるから、よりハードにしていかなきゃいけないんだろうな。

そう考えたとき、常にハードな山へ挑戦し続ける人って実は日常生活ではもの凄いストレスを抱えているのかもしれないなあなんて思ってしまいました。
私と一緒にするなって話ですね( ・∀・)


噂に聞いていた胸突八丁ですが、途中に平坦な箇所もありますし整備されていますので歩きやすいです。
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去年訪れた蝶ヶ岳の最後の登りの方が延々と長くてキツかったし、鳳凰三山の御座石ルートに比べたら全然マシな気がします。
急にガスってきたのもあって暑さの心配もなく、想像していたよりもずっと楽に登ることができました。

途中青空も出てきて期待も高まります。
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最後のベンチを通過して
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もうひと登り!
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ん?
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森林限界を抜けたっぽいのに真っ白ですよ?


11:20
常念乗越到着~!!
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真っ白!!
本当はどんな景色なのかまったく想像つかず。なんだかよく分からないけど到着した感はあります。雨降らないだけいっか♪

テント場は小屋の隣に2か所。奥側、小屋から遠い方のエリアの中で平らな場所を選んで設営しました。
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テントを張っているときに一瞬姿が見えたけど・・・残念なことにすぐ雲の中へ。
そうか、あっち側に槍ヶ岳があるのね。
予報では18時頃に晴れるとのことでしたので期待しよう♪

テントの中で地図を眺めていたらいつの間にか寝落ちしてしまいました。
お昼寝の前にツマミながら一杯やろうと話していたのに1時間も爆睡です( ・∀・;)

13時頃目が覚めて、やっとカンパイ♪
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美味し~
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ちなみに私のお昼ごはんはカップヌードル(ミニ)です。軽量化。

食後は自由に。
持参した文庫本をがんばって読むのですが、2ページほど読んでは寝落ちして、ふとまた目が覚めて2ページほど読んではまた寝落ちして・・・を繰り返しました。
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曇っているおかげでテントの中は涼しくて快適。景色は残念だけど、だらだらしたかった私には願ったりの状況でした。


至福の時間。

この時間を楽しむためにテントを担いでいます。



目が覚めたらガラガラだったテント場は賑やかになっていました。
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あんまり混み合うのも困りますが、ほどほどに賑わうのはいいですよね。色とりどりのテントを見ると嬉しくなります♪
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本日の夕食は“服部先生のカレーライス★焼きエリンギを添えて”です。アルファ米とフリーズドライのカレー。軽量化を追求です。
服部先生のカレー無くなっちゃったそうですね。家にあと2つ残っているので大事に食べようと思います。
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食べていたら常念岳方面のガスが晴れてきました。
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もう飲んじゃっておいてアレですが登っとく?往復2時間ほどなので行けないことはありません。明日晴れるか分からないし。

そんな考えも頭に浮かびましたが、肝心の槍穂高はガスの中。
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景色が見えないんじゃ意味がない。
翌朝の天気に期待しよう。

周囲が騒がしくなったら目が覚めるだろうということで特に起床時間は決めず。

起きたときに星空が見えてたらご来光登山へ。
見えなかったら二度寝して様子見で。

そんな適当な感じでいくことにしました。


20時頃シュラフに潜りこんで、おやすみなさい。




その2へつづく
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by asaasa32 | 2016-08-15 22:56 | 山歩記録 | Comments(4)
Commented by yamamihochoco at 2016-08-16 12:21
asaasaさんこんにちは(´∀`*)
テント泊の登山、すごく楽しそうです!
のんびり山でビール!最高です。

先日山での無敵の幸福感を味わった私。
山で無の時間。分かる気がします。

続き楽しみにしています。
晴れて素敵な眺めを楽しめてるといいなぁ(*´∀`)
Commented by asaasa32 at 2016-08-16 20:55
yamamihochocoさん、こんばんは〜♪

yamamihochocoさんは、お泊まり登山はまだでしたよね。
テント泊楽しいですよ〜!
日帰りでは見られない夕暮れや星空、朝焼けはぜひとも見て欲しいですし、何より、のんびりビールが本当に美味しいんです‼︎
無敵の幸福感倍増ですよ〜( ^ω^ )♪

2日目は絶景でしたので、またお立ち寄りくださいませ♪♪
Commented at 2016-08-16 22:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by asaasa32 at 2016-08-16 22:53

はざこさん、こんばんは!

初秋ですか〜うわぁ良いですね( ´ ∀ ` )♪
すごく素敵な山でしたので、楽しんできてくださいね〜‼︎
山の上で食べる明宝ハム絶品なのでぜひ♪
重いのが難点ですかね。私はいつも仲間が持ってきてくれるのでありがたく頂いています。

はざこさん、その先日行った山!
近々有休を取って狙おうかなあと考えてたところです!
ますます行きたくなりました〜♪

初秋の常念岳の話、また聞かせてくださいね〜!
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