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はじめての頃

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「山に連れてって欲しい」






そんな風に言われることが増えまして。

この2、3ヶ月の間、ちょこちょこと地元の低山へ連れて行っておりました。


登山靴は持っているけれど、レインウェアは無い、とか。

登山靴すら持っていない、とか。


いろいろなワケです。



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レインウェアは無くてもいいところは・・・。

ランニングシューズでも歩けるところは・・・。



初めてなら、登りは1時間半から長くても2時間までかな、とか。

ザレ場が多くて足場が不安定なところは避けなくちゃ、とか。


山に来た感は必要だから、観光地じゃない方がいいな、とか。

眺めは絶対に良くないと。じゃあ北アルプスが見えるところとかか・・・あ、でも、あんまり早起きだと引くよね、何時なら起きれるのかな、とかとか。



いつもの仲間なら、3時や4時起きでも平気だし、登山口まで片道3時間かかっても「圏内」ですが、さて初心者にそれが通じるのか・・・自分の感覚もおかしくなっているような気がして、それはもういろいろと考えるのです。


そうして連れていく場所は、私が何度も訪れていて、そして自分自身が初心者の頃に登った山。


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あ~そうそう、こんな山だったよね、懐かしいなあ。


そんな風に思うのですが、やっぱり青と緑と白で彩られた夏山や、錦色の秋山を見てきた私としては、その地元の低山の景色に感動は薄くシビアな評価になってしまいます。


あ~今日は霞んでてイマイチだなあ、なんて思っていたところに


「すごい、景色がデッカイ!」

とか

「いい眺め~!!」

とか


隣で感激しているのです。

そんな彼らに私が感動しちゃったりするのです。


そっか~、これでも十分なんだ。

まだ山に登ったことのない彼らにとって、北アルプスも御嶽山も「何それ」な状態です。高いところから眺める、なみなみと山が連なる広い景色がすでに非日常であることを思い出しました。

そういえば、私も同じだったなあ、忘れてたなあ。

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多分ただのおにぎりだって美味しいに決まっているのですけど、そこはまた、張り切って鍋なんぞを作って食べさせたりしておもてなし。
極めてのんびりランチタイムを過ごしたら、これまたのんびりと下山。


山は初めてとはいえ、普段なにかしら運動している彼らにとって登りは問題ないのですが、下りはまた別。


私の思わぬところで手間取ったりするのです。


本当になんてことのない下り道で足の置き場に迷ったり怖くなったり。


「怖い」


この感覚も鈍くなってきたことを改めて実感するのです。


下りこそ慎重に、とか。

魔の14時台、とか。
魔の14時台・・・下山完了が近づいて気が緩むことから事故が多い時間帯のこと。

初心者の頃、山を教えてくれた人からの言葉を思い出すのです。

山に連れてって欲しいとせがまれて、山歩きをリードするのは私の方なのに、なんだか教えてもらうことや思い出させてもらうことが多いなあと感じるようになりました。



「登山歴が6年目くらいになると初心者を育てたくなるんですよ」


これまた山を教えてくれた人の言葉。
ちなみに3年目くらいから師匠から独り立ちして自分たちで行くようになるのだとか。


育てたくなる理由は聞かなかったけれど、私は「育てたくなった」というよりは、私の知っているあの素敵な景色をみんなに自分の目で見て欲しいのが一番の大きな理由。



「7月以降の山の景色は全然別物だよ!!」

そう言いたいところを、押しつけがましくならないようにグッと我慢。
自分で行きたいと思わないと意味がありません。


とりあえずの目標は


登山靴しか持っていない彼女に、レインウェアを買わせて、今年の秋までに小屋泊させること。

何も持っていない彼に、登山靴を買わせて、日帰り夏山に登らせること。


しかし、これもまた、押しつけてはならないのす。
行きたいと言われたときに、この道具が必要だよと教えて、どうするかを選択するのは彼ら。


買わないかなあ、買って欲しいなあ。


山の道具は高価すぎる。

そして夏はもうすぐそこ。


そうなのです。夏はもう迫ってきているのです。

来月は山のチョイスが難しくなるし、そのあと梅雨がやってくる。


梅雨が明けたら夏山が始まります。



偉そうなことを言っておいてなんですが、彼らを連れて歩いている当の本人は、最近とんと怠けていたおかげでだいぶ体が鈍っており、みんなと同じくらいバテバテ。



毎日ブログを訪問してくださる方には申し訳ないのですが(ん?そんな奇特な人いないか)、今週末は所用で山には行けませんのでレポ更新はありません。


来週土曜日に天気が良ければ、シロヤシオを狙いたいな~なんて考えています。

行けるかな、いろいろな意味で不安(笑)


そして再来週は恒例になりつつある、“ちょっと遠出の旅行&ハイク”を予定しておりますので、みなさん、あまり期待せずにお待ちください。



とりあえず、山から気持ちは離れていませんよー!!の意思表示もかねて。


よい週末を~♪♪
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by asaasa32 | 2016-05-06 22:29 | 登山雑記 | Comments(12)
Commented by hibikorekouji2-2 at 2016-05-07 10:05
初心者の域からなかなか抜けられない私は、
「うんうん」と頷きながら読み進みました^^
カルチャーセンターの講座で月1回の里山登山講座を受講して1年半が過ぎ、
2時間余りのコースだと「えっ、もう終り?」とちょっと物足りなさを感じるようになりました。
でもすぐ心臓がバクバクして、必死でついて行っているのですけどね^^;
今一番の夢が自分達で作る山ご飯です。
いつ実現できるかなー。
Commented by yamamihochoco at 2016-05-07 11:45
こんにちは^^
このエントリーを読んで、asaasa32さんが山登りを始めたきっかけを知りたくなっちゃいました!

魔の14時台、そんな言葉があるんですね~!
山の勉強、もっとしなくちゃだけど、
山の本はいかんせん男子ウケするものが多くて読みたい本がなかなか・・・。
もっぱら人様のブログやヤマレコを読んで知る、と言うことが多いです^^;

7月以降の山の景色は別物。と言うのも、去年の9月に山に目覚めた私にはまだ未体験なので、
とってもワクワクします!!

満開のシロヤシオ、見られますように!
楽しみにしています!!
Commented by asaasa32 at 2016-05-07 13:18
hibikorekouji2さん、こんにちは♪

2時間が物足りないなんて・・・ムフフ(*´m`)♪
だんだんと行動時間は長くなって、そのうち「3時間だったら普通」になってきますよ~!

山ご飯は私も凝ったものは作れませんので、もっぱら鍋が多いです♪家にある材料持っていくだけなんでチョーお手軽ですよ!まずはバーナーGETですね♪♪
もしくはお持ちの山仲間に頼んでしまいましょう。hibikorekouji2さんの山ランチレポを楽しみにしています(´∀`)
Commented by asaasa32 at 2016-05-07 13:23
yamamihochocoさん、こんにちは!

あっ!「魔の14時台」は師匠独自の言葉だと思います。山雑誌とかで見たことありませんので~(汗)でも覚えやすくて気に入ってます。

私が山を始めた時期も同じく9月でした。
夏山の景色に衝撃を受けましたよ~ヾ(≧∇≦*)ゝ
白馬岳を狙ってらっしゃいましたよね!本当に素敵な山なので楽しんでください!今年は夏が早そうなので、yamamihochocoさんのレポが今から楽しみです♪♪
Commented by ぼの at 2016-05-09 00:33 x
ご無沙汰しています。
「魔の14時」ですかぁ…(笑)。
確かにそうですね。もっぱら私の場合、仕事でのお昼を食べて落ち着いたころかな。
妙に眠くなるんですよね~、この時間帯(笑)。

確かに最近興味のある人たちを連れて行ってあげたいなんて思ってたりしますね。
最近山仲間も増え、断然面白くなってきています(笑)。
もうどっぷり浸かっちゃってますね(爆)
で、最近埃被ってる自転車クンです(笑)
Commented by asaasa32 at 2016-05-09 22:12
ぼのさん、こんばんは!

14時は山でも仕事でも「魔」ですね(笑)

山仲間が増えると、山の頻度は一気にUPしますよね~!
下山中や帰り道に次はどこに登ろうかなんて次から次へと計画が持ち上がりますもんね♪

私は最近埃をかぶっていたテニスラケットを握り始めました。そのうち自転車を再開する日が来ますので、自転車クンは可哀想ですが、しばらく待ってもらいましょう(*´m`)♪
どれも山の合間にバランス良く楽しめたらいいですね♪♪
Commented by ゆう at 2016-05-11 21:15 x
こんばんは。

滋賀に住んでおります。
いつも楽しく拝見しておりますよ!
asaasa32さんのブログは写真がとてもきれいで、毎回行きたくなります。とくに大川入山はこの秋絶対!!
ところで、今回掲載の写真はどこですか?是非行って見たいと思っていますので、ヒ・ミ・ツでなければ教えて欲しいです。
Commented by asaasa32 at 2016-05-12 02:47
ゆうさん、こんばんは!
嬉しいお言葉ありがとうございます♪

今回の写真は、岐阜県関市にある「蕪山」です。麓の大きな株杉とブナなどの自然林が見所の素敵な山ですよ〜!今月始めに訪れました。
紅葉の時期にもう一度訪れたいと思っています♪

滋賀にお住まいなんですね。
滋賀の山は開拓中なので、オススメがあればぜひ教えてください(*^_^*)
Commented by ゆう at 2016-05-15 21:29 x
かぶら山と言うんですね。メモメモ。ありがとうございます。

滋賀ですか。。好きなのは湖北マキノの赤坂山や霊仙山、雨乞岳かなあ。上部は開けているので爽快な山歩きができますよ^^
またGWに行った三重・津市の経が峰や、長野・南木曽岳。あまり知名度はないですが展望最高で良かったですよ。是非訪れてみて下さい!
Commented by asaasa32 at 2016-05-17 20:14
ゆうさん、こんばんは♪

そうです、「かぶらやま」です。(読み方書き忘れていました)
紅葉も定評があるので、秋山の候補にぜひ!

湖北マキノの赤坂山。メモメモ。三重の経ヶ峰もメモメモ♪南木曽岳と霊仙山は気になりつつ行きそびれています。

まだまだ知らない山がいっぱいでワクワクしてきました。
山情報ありがとうございます(´∀`)また教えてくださいね~!!
Commented by いつでも初心者 at 2016-07-13 00:11 x
はじめまして。
私も登山しますが、いつも単独行動なので、人を連れて行こうなんて思ったことありません。
先輩を雪山に案内したことはありますが、やはり緊張感があります。
私は死んでもいいけど、もし先輩に何かあったら、どう責任とるんだろ、と考えると登山してる気持ちが半分失われます。
無事に家まで、帰っていただかなければと。
いろいろ気づかいしますね。
だから私にとって一番楽しい登山は、単独行です。
いつまでも初心者でいいと思っています。
Commented by asaasa32 at 2016-07-13 19:54
いつでも初心者さん、初めまして。

そうですね、山歩きが初めての友人を連れて行ったときは、怪我をさせないように常に気を使いました。
山のチョイスも難しくて、“行ってみたい山でなく無事に帰ってこれる山”を選ぶことになりましたし。

単独やいつもの仲間との山行よりはいろいろと大変ですが、初めて山の景色を見た彼らの笑顔を見るとそんな苦労は吹き飛んで私もシアワセな気分になれますので、大事な家族や友人が登りたいと私を頼ってくれたのであれば、できる範囲でそれに応えたいなあと思っています。

ちなみに私は、去年から単独で登ることが増えましたが、やっぱりずっと一緒に登ってきた仲間と行動するのが一番好きです♪
山の登り方も考え方もいろいろですね。

夏山が始まりますし、怪我なく事故なく初心を忘れずに(これがなかなか難しいのですが…)登らなくてはいけませんね!

長々と失礼しました。コメントありがとうございました♪
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