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鳳凰三山 その2

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紅葉の時期まで待って正解♪






その1はこちら




鳳凰三山(山梨県南アルプス市、韮崎市、北杜市)2841m
2015年9月26、27日





小さなテント場はアラームを鳴らすまでもなく、周囲の物音で目が覚めます。

鳳凰小屋のテント場も例にもれず、早くも撤収を始めているハイカーの物音でアラームの前に起きてしまいました。
みんな三山を縦走してどこか別のところへ下りるのかな。
私たちはまたテント場へ戻ってきますので、のんびり準備して軽荷で歩く予定です。

6:00
鳳凰小屋出発~♪
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まずは地蔵岳を目指します。
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想像していたよりもずっと整備された道を登って
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15分くらいすると樹林帯から抜けて黄葉の森に入りました。
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遠くにオベリスク!
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うわあ、これが見たかったんだ♪
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左前方は観音岳が見えているのかな。
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あっちもすごい紅葉!

不思議な形の岩を見上げながら登っていくのですが、この辺りは砂浜のような道になっていてズルズルと滑ります。
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こんな所でキックステップで登ることになるとは想定外。一歩進んで半歩下がる、蟻地獄のような道を耐えながら登って
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7:00
地蔵岳到着!
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地蔵岳の名前の由来かな?
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オベリスクに近づいてみます。
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向こう側をのぞいてみたら、山が黄金色に染まっていました。
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鳳凰三山の紅葉には少し早いのかなと思って来たけれど、ちょうど良い感じ!!
やっぱりこっちに来て正解だったかな♪
黄色のモコモコを眺めながらウンウンと頷く。

オベリスクのてっぺんまで登れるよと言われてちょっと迷ったけれど、風も冷たくて強いのでやめておくことにしました。

次はあのピーク、観音岳へ参りますよ~!
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観音岳の向こう側には富士山も見えています。
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どうかどうか、このままで・・・。雲海に浮かぶ富士山を近くで見たい。
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奇岩が並ぶ白いトレイル。
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それを黄色や赤色に衣替えした木々たちが彩っています。
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青空でないのが本当に残念だけど、山が一番鮮やかになる季節に来れたことに満足しながら観音岳へ向かいます。
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少し下ってからの登り返し。
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地蔵岳から向かう場合、観音岳のこの登り返しが一番辛いところ。
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少し大変だけど、長くは続かないので大丈夫。
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8:30
観音岳到着~♪
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雲が厚くて富士山は見えず・・・残念でした。
ここで少しコーヒーブレイク。
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残るは薬師岳だけなのですが・・・。
時間にして往復1時間ほど。大した距離ではないけれど、今日は展望がほとんどないトレイルを歩くことになります。
おまけに今度はカメラの標準ズームレンズの調子が悪くなってしまい、まったくテンションが上がりません。



まあ、いっかな~


いつもの悪い癖が出てきました。



「薬師岳・・・行くの??」この状態で?

問いかけに対する返事は驚きの「行かなきゃ駄目でしょう!!」でした。


ええ~行くのか。

「このままじゃ“鳳凰二山”になって格好つかないよ!!」ですって。


仲間は鳳凰三山に登ったことがあり、この先の行動については私次第かなあと思ったのに、その一言で渋々先へ進むことになりました。
以降すべて望遠での撮影になり、全体像が把握しにくい写真となっています・・・。
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薬師岳へのトレイルは緩やかな稜線歩きとなります。
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ゆるゆると歩いて
9:10
薬師岳山頂到着~
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何も見えません・・・「とりあえず来た」みたいな感じです。

でも来て良かった!
そうじゃなかったら、また来なきゃいけなくなるところでした。行かなきゃダメだと言ってくれた仲間に感謝です。
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何も見えないのでもう帰りまーす。
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ここの稜線を歩く人たちのほとんどが荷物を全部担いで縦走していました。
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アタックザックで歩いているのは私たちくらいで、すれ違ったオカーサンに「軽そうでいいわねえ」と声を掛けられました。
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はい、私もそう思います。
“稜線歩き”
響きは大好きなんですけど、意外にアップダウンがあって歩き応えがありますよね。地図で見るとコンパクトに収まっているので一瞬楽そうに思えてしますのですが、なかなか大変であることが最近分かってきました。
今頃かっていう・・・

「もう少しで観音岳に着きますから頑張ってください!」そう励ますと、オカーサンは「みんなそう言うのよねえ」と溜息。
その気持ち分かるな~。地蔵岳から観音岳へのアップダウンが一番大変だったことを思い出して、みんな同じなんだなあと思わず笑ってしまいました。

鳳凰三山は小屋やテント場を起点に周遊するのも楽で良いと思いますよ~。
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観音岳と地蔵岳の間に分岐がありますので、ここから鳳凰小屋へ帰ります。
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下りは30分ほど。
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紅葉のトンネルを抜けていきますので歩いていて楽しい道でした。
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10:30
鳳凰小屋へ到着♪
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テント場に戻ると私たちのテントだけがポツンと残っていました。

少し休憩してからテント撤収し

12:00頃
あの怒涛の登りを思い出し、ひとつ息を吐いてから下山開始。

途中急登に苦しむハイカーとすれ違い、思わず「大変ですよねえ・・・」と声を掛けてしまいました。
無言で頷くオニーサン。この登りはいつまで続くんだという表情でした。


ちなみに私の下山時の写真はこれ1枚。
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まあ、そういう道ということです(笑)


御座石温泉登山口からの道は本当に見所が少ないです。

ドンドコ沢だと滝もあるし、滝への分岐が休憩ポイントになるそうなので、やっぱりそちらの方が歩きやすいかもしれません。

登山道はいくつかあるので、登山口と下山口を分けるのも有効かなあ。
ただ、その場合はテントを担いで歩くことになり、三山周遊の稜線歩きがなかなか大変になってきちゃうのでこれまた考えモノです。

結局、どこも同じように大変なので、それならば次回も同じ時期に、今度はきのこを採りながら登って、小屋のご主人に仕分けしてもらうのが一番楽しいんじゃないかという結論になりました。


ええ~、またこれ登るのかあ。


「どうせすぐ忘れるんだから、来年も来てるよ、きっと。昨日の登りのことだって忘れてるでしょ。」


仲間の言葉に苦笑い。
そうなんだよね、なんですぐ忘れちゃうんでしょうね。山に登る人たちって記憶障害でもあるのかな。


そんな話をしながら最後の1時間は辛すぎる急登に記憶から消去されたトレイルを歩いて

15:00頃
御座石温泉登山口に無事下山!




ちょっと軽く鳳凰三山でも・・・

なぜかお手軽なイメージのあった鳳凰三山ですが、想像以上にシンドイ登りが延々と続くハードな山でした。
ソロでもいいかなと思っていたけど大間違い!
鬱蒼として暗くて人も少なくて、一人だったら怖くなって途中で帰っていたと思います。

黙々と登りたい!そんなストイックな方にはオススメできる道です。




さて

天気はイマイチぱっとしなかったけれど、普段は激混みと言われている鳳凰小屋でゆったりと過ごし、紅葉はちょうど見頃で素晴らしかった。

このタイミングで鳳凰三山に行って良かったね~と満足している私たちに、五色ヶ原に行っていたはずの友人から「天気予報が悪いから雷鳥沢でテント泊、奥大日に行ってきたよ~」のメッセージとともに衝撃の写真が送られてきました。

これ↓
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な、なんだこれは!!

普段、山に行ってきたよメールなんてくれたことないのに、今回に限って絶妙なタイミングで送ってくれました。

北穂高岳でホットサンドを食べたことを自慢した仕返しか(笑)


鳳凰三山の紅葉が綺麗だったことを報告するけれど、この景色には霞んでしまいます。



キーッ!

こっちだって紅葉綺麗だったんだから!


羨ましくないもーん!!
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ああーっダメだー!ガスった写真しかないっ太刀打ちできないっ!!



最後まで立山に翻弄された2日間になってしまったのでした。


鳳凰三山、いつかまた絶景を見に行きたいと思います。





本音はすごく羨ましかったのですが、この後続く日帰り山歩きがかなりお気楽なものになったので、今となっては鳳凰三山でガッツリ登って良かったなあと思っています。
負け惜しみじゃありませんよ!!(笑

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by asaasa32 | 2015-10-08 22:37 | 山歩記録
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