<< 黒部五郎岳 ~折立から新穂高へ... 黒部五郎岳 ~折立から新穂高へ... >>

黒部五郎岳 ~折立から新穂高へ縦走!~ 3日目

私好みのトレイル
b0213806_0154089.jpg

山頂からの大絶景も良いけど、こんな場所も好きです。







黒部五郎岳(富山県富山市、岐阜県高山市)2839m
2015年9月19、20、21、22日




1日目はこちら
2日目はこちら



****3日目の行程****
2015年9月21日
黒部五郎キャンプ場から双六小屋へ
b0213806_0174248.jpg





黒部五郎キャンプ場は縦走路の途中にあるキャンプ場。
早い人は夜中1時頃から起きて撤収を始めていました。


三俣山荘経由で雲ノ平へ向かう人。

双六岳経由で槍ヶ岳、はたまた笠ヶ岳へ向かう人。


ちらほらと聞こえてくるハイカー達の旅日程は本来ワクワクするはずのものなのに、2日間歩き続けて3日目を迎えた私からすると


「大変そう・・・ああ、私たちは今日は双六岳までで終わりのまったりプランで良かった!」


ってなもんです(笑)


行動予定は5時間弱。
双六小屋のテント場の混雑具合が心配なので予定どおりに出発するつもりだったのですが、トイレ20分待ちというシルバーウィークの洗礼を受けたため

6:20
ようやく出発
b0213806_0441674.jpg

20分待ちっていうのはもしかしてまだマシだったのかな~??
b0213806_0583332.jpg

まずは2時間弱の登り。
b0213806_142431.jpg

昨日素晴らしいカールを見せてくれた黒部五郎岳を振り返り振り返り登ります。
b0213806_15196.jpg

うーん、今日は体が重い!
b0213806_194081.jpg

荷物はかなり減っているはずなのに昨日より辛いぞ。
b0213806_1103110.jpg

1時間ほどフーフー言いながら登ると視界が開けてなんとも良い雰囲気の場所に出ました。
b0213806_115596.jpg

すっかり穂になったチングルマがいっぱい!夏はお花畑になりそう♪
b0213806_1163736.jpg

目の前にはぽっこりとしたピーク。
b0213806_1285035.jpg

あれ?三俣蓮華岳ってあんなんだったけ??

と思いながら歩いたらガスの中にもう一つ大きい山が。
b0213806_1294492.jpg

だよねえ。
三俣蓮華岳ってなかなかの登りだった記憶がありますもん。

ピークまで登って振り返ると黒部五郎岳とその奥には太郎平。
b0213806_1354913.jpg

あの稜線を歩いてあの大きな黒部五郎岳を超えたんだ・・・自分が歩いてきたことが信じられませんが、こうやって今日までのトレイルを見ると、旅をしているんだなあと感じました。

縦走の醍醐味ですね。


b0213806_1392035.jpg

少し下ってから登り返したら分岐が登場。
b0213806_1431880.jpg

ここでしばし作戦会議。


三俣山荘へ行くか

三俣蓮華岳へ行くか


当初の予定は三俣山荘でサイフォンコーヒーとケーキを食べるつもりでした。


まじまじと地図を見てみる。



三俣蓮華岳を選ぶと40分の登り。そしてその後は双六岳経由か巻き道を歩くことになります。

山荘を選ぶと50分のトラバースの後山荘へ到着し、巻き道への分岐まで40分登ります。



どっちみち40分は登るのか・・・。

うーん。今日は朝から結構疲れている。体が重い。
三俣山荘はケーキセットを食べたいがために組み込んだようなもの。


うーん、ケーキセット・・・・



は、まあいっか(笑)


三俣山荘には、また雲ノ平や高天原温泉に合わせて来れるような気がするので、ここはもうサクッと三俣蓮華岳経由で行くことにしました。
b0213806_10353124.jpg

ガスで霞んでいる山頂へ
b0213806_10394163.jpg

途中、私たちよりも大きなザックを担いだ山ガールに追い抜かれました。

北アルプスには猛者がいっぱい・・・亀の歩みながらコースタイムどおり40分ほど、せっこらせっこら登ったら

8:50
三俣蓮華岳到着!
b0213806_10424777.jpg

着いたとき、ガスの中にうっすらと槍ヶ岳が見えました。
すぐに隠れてしまったけれど、すごく大きかった。
b0213806_10513069.jpg

また見えるかなあとチャイを飲みながらのんびり待つのですが、なぜかガッツリ槍穂に分厚い雲がかかっていてなかなか姿を現してくれませんでした。
b0213806_10515243.jpg



今日は無理そうだねえ。

諦めて帰る準備。
その前に一応三俣蓮華岳山頂を踏んでおきましょうか。
b0213806_10535617.jpg

山頂標識よりも人が多かったのがあちら。
b0213806_10542870.jpg

あ、鷲羽岳が丸見えなんだ~と、何気なくテクテク近づいて
b0213806_111594.jpg

ギャッ!!なにこれすごい!!


去年も見たはずの景色に驚いてしまいました(笑)
しかも、今日はちらちらと鷲羽岳を見ながら歩いてきたのに。

三俣蓮華岳って、なんだか“ついで”みたいな山になっちゃっている気がしますけど(私だけ?)、いやいや、すごい眺望の山です。
鷲羽岳まで行こうと思うとちょっと気合が入りますが、ここまでなら双六小屋からも近いので散歩がてらグルリと周遊するのもいいと思います。

10:00
では、本日の目的地である双六小屋へ向かいましょ~♪
b0213806_1122384.jpg

周囲はガスが通り抜けていてあまり景色も良くないので、テント場へ着いて、もし晴れてきたら双六岳山頂へ行くことにして、双六小屋へは巻き道をチョイス。
b0213806_11243818.jpg

これが大成功で紅葉の美しいトレイルを歩くことができました。
b0213806_112523.jpg

まったく同じ時期だけど、やっぱり今年の方が紅葉が早いみたい。
b0213806_11263576.jpg

ハイマツの緑と草紅葉の黄色。ナナカマドの赤色。
b0213806_1135242.jpg

錦色の世界、今年も見ることができました。

この巻き道、三俣蓮華岳から歩けば、まともな登りはココくらい。
b0213806_11362714.jpg

ここを乗り越えたら後はなだらかなトレイルを鼻歌まじりにテクテク歩いて
b0213806_1138259.jpg

双六小屋へ最後の下りを頑張れば終わり。
b0213806_11393480.jpg

11:45
双六小屋キャンプ場へ到着~♪
b0213806_11401371.jpg

場所は選びたい放題。
平らな良い場所にテントを建ててお昼ご飯としました。
b0213806_11423440.jpg

小屋の食事にお世話になるのはこれが初めて!
いつもはもっと小屋で買い食いするのに、そういえばあまり小屋自体に近寄っていないことを思い出しました。
どの小屋も外まで行列ができていたもんなあ・・・。


鷲羽岳を眺めながらハフハフとおでんを食べる。

「美味しそ~」と思わず呟いた山ガールに、「美味しいですよ~」とプチ自慢(笑)
「だめだよ、私たちは双六岳に行かなくちゃ」と出発していく彼女たちを見送って、うん?とまた首を傾げる。


はて、私たちは双六岳には・・・




もう行きません!!



おでんを食べてテントに戻ったら、またまた爆睡タイム。

3日目ともなると、テントの中はなんだか湿気が多い気がして、入る度にちょっとブルーになりました。

晴れたらテントも乾くのになあ。
本当は水で頭を洗ったり、着ていた物を乾かしたりもしたかったのですが、結局ずっと曇り空で寒くてできませんでした。

ま、しょーがないか。


目が覚めたらテントの数はこんな感じ。あとは、小屋裏にも張ってありました。何気にそっちの方がいいよね。
b0213806_1282236.jpg

最後の晩餐で出来る限り食材を消費します。
b0213806_1295443.jpg

時刻はまだ18時過ぎ。
ここ双六岳のキャンプ場には、私たちのように翌日下山するハイカーと、これから更に奥地へ向かう旅が始まったばかりのハイカーが混在していました。

賑やかに騒いでいるグループにどこからか罵声が・・・。


うるせー静かにしろボケェ!!


とな!


あわわ。もう少し言い方があるのでは・・・と思っていると、怒られたハイカー達が一言

「これくらいで煩いなんて、テント泊に慣れてないんだね」


ですと!!


聞いた私はズッコケました。

騒音トラブルって下界も山も同じなのか。お互いのことを思いやって過ごせるといいですよね。




そんな賑やかな周囲の音を聞きながら、冷えやすい双六岳キャンプ場の夜に備えていつもより多めにカイロを貼って寝る準備。




初日は本当に歩けるのか疑っていたのに、明日はいよいよ新穂高へ下山する日です。
たったの3日間なのに、すごく長いこと旅をしていた気分。

初日のことが遠い昔過ぎて若干記憶喪失になっています(笑)



今日は少し残念な眺望だったけど、明日はどうかな。


去年、鏡平までのトレイルで見たあの槍ヶ岳がまた見れますように。




おやすみなさい。



4日目、最終日へ続く。
[PR]
by asaasa32 | 2015-09-29 17:26 | 山歩記録 | Comments(10)
Commented by mikko at 2015-09-29 22:52 x
凄いですね~双六手前の紅葉!
こんなに感じの紅葉は見た事がありません。
長い縦走路を歩いてきたご褒美ですね。
双六テントが見えて来た景色。。。
とっても懐かしい~
嬉しくなりました。
Commented by withfilmcamera at 2015-09-30 08:40
紅葉の写真が美しすぎて何回も何回も見ちゃいました〜^_^
写真たちは変わらずE-PL2ですかぁ?
↑過去の記事も全部読んじゃいました??
わたしにはまだたどり着けそうもない場所ですが、美しすぎて行きたい山リストに追加しちゃいました^_^
ごはん写真も美味しそうで大好きです〜!
4日目の記事も楽しみにしています〜^_^
Commented by asaasa32 at 2015-10-01 11:22
mikkoさん

巻き道の紅葉はまったくノーマークだったので見たときにテンション上がりました♪そうです、本当にご褒美でした!

双六テント場懐かしいでしょう!
なんだかんだと毎年来てしまっています(笑)
mikkoさん、2年前のリベンジに早く来てください~!!
Commented by asaasa32 at 2015-10-01 13:45
withfilmcameraさん、こんにちは♪

あ、実はこの黒部五郎岳の山旅からカメラが変わっています。
PL2が山行中に壊れることはどうしても避けたかったので、中古でPL6の本体を購入しちゃいました。(安いコンデジくらいの値段です)同じ機種なのでまあ変わっていないようなモンですね~。

紅葉が綺麗なのは、実際の景色が素晴らしいのとカメラの機能のおかげなので・・・私はシャッターを押しているだけです(笑)なんだかすみません、でも気に入っていただけて嬉しいです♪
Commented by みたらしだんご at 2015-10-02 22:09 x
あらぁ、ニアミスでした、私は同じ日の7時に三俣蓮華岳にいました。私は新穂高から雲ノ平に向かって、ピストンで帰る日程でした。黒部五郎もいつか行きたいと思っています。天候に恵まれて本当に良かったですよね♪お友達と楽しい山歩き、うらやましいです。私は一人でしたので、テントの中で周りの方たちの会話を聞きながら、ちょっぴりホームシックになってしまいました。三俣山荘のケーキセット、私はご褒美として食べちゃいましたよ!美味しくて幸せでしたよ、その後はサクサク足が進みました(笑)次回は是非とも召し上がってください!
Commented by taka at 2015-10-04 10:49 x
こんにちは。

三日目。
一部歩いた事ない所ありますが後は歩いた事のあるトレイル。
なつかしいなぁと思い拝見してました。
とにかく紅葉良いですね。
来年は行こうと思っちゃいますね。
中道選んで正解ですよね。
必ず山頂行かなくても良いですもんね。
これは僕の勝手な持論。
ただ体力が無いだけですけどね(笑)

三日目ご苦労様でした。

ここで登山報告です。
シルバーウィーク前半3日間蝶・常念行ってきました。
一日目 上高地~徳澤~長塀尾根(これ曲者・きつい)~蝶ヶ岳
二日目 蝶ヶ岳~常念岳~常念小屋(バッチほしい為)~蝶ヶ岳
三日目 蝶ヶ岳~横尾~上高地(帰り4時間でターミナル 足の調子ばっりでした)
蝶ヶ岳のレポ見たら行かなきゃでしょ。
おっかけ登山してきました。
おかげで穂高を見ながら歩く事出来ましたね。
ありがとうございました。
また参考にさせてもらいます。
Commented by ぼの at 2015-10-05 00:44 x
このTOPの写真、いいですねぇ。
素晴らしいです。凄く好きな構図ですよ(*^^)v

三俣蓮華岳へ向かうハイマツの登山道もいい感じですし、
私も行きたくなってきました。
来年かなぁ。
Commented by asaasa32 at 2015-10-05 20:18
みたらしだんごさん

わわっ本当にニアミスですね!
同じ山域だったのでしたか~しかもケーキセット
を楽しまれたとは・・・良いお天気だったので食堂からの眺めも最高ですよね、羨ましい!

雲ノ平もいつか行かなくちゃと思っている場所なので、そのときは絶対に三俣山荘と絡めて(同行者がなんと言おうとも)ケーキ食べます!!

ひとり山歩きってとても楽しいですけど、ああも人が多いと寂しくなっちゃう気持ちは分かります。でもテント場でソロ同士のハイカーさんたちが楽しそうに喋っているのを見たときは素敵だなあって思いました。誰かと一緒にいるとどうしても他の方と話す機会が減りますので・・・ソロ縦走は次なる私の目標です♪

みたらしだんごさん、またどこかへ登られたときは教えてくださいね!
Commented by asaasa32 at 2015-10-05 20:26
takaさん

稜線から少し外れるだけでこんなに良い紅葉が見れるなら、こっちも捨てがたいトレイルですよね。
三俣~双六は時間のせいかハイカーも少なくてのんびり歩くことができました。

蝶常念でしたか♪
あの稜線も歩いてみたいトレイルですが、蝶ヶ岳から見た常念岳の大きな登りを見て尻込みしていました。
やっぱり眺めは良いのですね、じゃあ来年の候補にしてみます♪
でも上高地からはナイです・・・曲者の登りなんて私には無理ですー!!
Commented by asaasa32 at 2015-10-05 20:31
ぼのさん、こんばんは~♪

私もこの写真はお気に入りです!

この辺りは同じ北アルプスでも槍穂高付近とは違い柔らかい雰囲気の稜線が多くて素敵な山歩きができると思います。

ぜひ来年の候補の一つにしてください~!!
<< 黒部五郎岳 ~折立から新穂高へ... 黒部五郎岳 ~折立から新穂高へ... >>