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北穂高岳 その1

久しぶりの上高地。
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いつもより少し重たいザックを担いで、いざ出発。





北穂高岳(長野県松本市、岐阜県高山市)3106m
2015年9月4、5、6日





なんだかすっかり秋めいてきて、早朝の上高地はひんやりとした空気に包まれていました。
上着を1枚羽織ってから歩き始めます。

本日の目的地は涸沢。
上高地からは6時間ほどの道のりです。半分は平坦な林道歩きで、実質の登りは3時間ほど。
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約1ヶ月ぶりの山歩きですが、前回の蝶ヶ岳が5時間登りっぱなしだったことを考えれば、まあなんとかなるでしょとお気楽に歩いていきます。
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明神、徳沢といつもと変わらない道をテクテク歩いて横尾大橋へ到着。
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この橋を渡るといよいよ登山道が始まります。
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何度通っても横尾までの林道歩きは最後飽きてしまい、肩にくい込むザックの重さが辛くなります。同じような平坦な道でも山歩きっぽくなっているだけで気分はリフレッシュ。
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屏風岩を眺めながら歩いて
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本谷橋に到着。
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ここからが本番。やっと本格的な登りが始まります。
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朝は比較的晴れていたのですが、空模様は怪しくなってきて時々ポツポツと雨粒が落ちては止んでを繰り返しています。
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ウィンドブレーカーで凌げる程度だったので、逆に暑くなくて良かったのかな?午後から晴れる予報だったので、涸沢に着く頃には青空になることを期待して歩いていきます。

もう何度も歩いているせいか、それとも蝶ヶ岳の登りがまだ記憶に新しいせいか、本谷橋からの登りはノロノロしながらも比較的楽に登っていました。


「お、今日は調子がいいぞ♪」


なんて鼻歌を歌ったバチが当たったのでしょうか。


最後のこの登り
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ここが本当に辛い。そんなに厳しい登りじゃないのに、まったく足が進まなくなってしまいました。

そういや、いつもここは辛いんだった。
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ちっともヒュッテが近づかないよ。「もう嫌や~!」

思わず泣きが入ります。
「もう少しだから」と励まされるけど、それは私だって知っている。


ふ~っと深呼吸したら、ふと穂になったチングルマが目に留まりました。
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あ、ここにも花が。
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ナナカマドの真っ赤な実も。
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そんな風に写真を撮りながら、ジリジリと登っていったら気が紛れて少し元気が出てきました。
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よし!調子が出てきたぞ♪と、もう一度カメラを構えたそのとき。



カメラが壊れました・・・ガーン



液晶モニタが、真っ黒に汚れた網戸越しに見ているような、暗~い画像になっています。

電源を入れなおしても、レンズを装着しなおしても同じ。何か変な設定にしてしまったのかと色々いじるも変わらず。今までのデータはどうなっているのだろうかと確認してみると、データも同じく暗い画像になっています。
もしかして液晶モニタだけがおかしいのかな・・・。


ここで壊れるか。まじか。


モニタで画像の確認ができないので、以降は勘で撮ることになってしまいました。
もうヤケクソな気持ちになり、残りの数十mを一気に駆け上がります。
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テント設営時にドシャ降りになってたらどうしようと心配していた雨は止んでホッと一安心。
平らな場所を選んでテントを設営し、汗を拭いて暖かい服に着替えたら急にお腹が空いてきました。


まだ15時過ぎだけど、もう宴会にしましょ~♪

いつもは混み合っているテラスもガラガラ。普段は絶対に座れない売店前のテーブルで宴会開始です。
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おつまみを作りながら飲んで
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食べて飲んで
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箸休めのキュウリのキューちゃんを食べたりしてそのまま夕食に突入。
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岐阜名物のケイちゃんと野菜の炒め物とご飯で〆としました。
もともとチビチビとつまみながら飲むのが好きなので、これはとても楽しい時間でした。

はて、なんで今まで思いつかなかったんだろうと首を傾げる。
そういえば、いつもの仲間たちはあまりお酒に強くないので、“いきなりメインの食事で一気にお腹いっぱいになって終わり”となっていたのでした。

大体どこのテン場や小屋でも、いつもテーブルでずっと宴会している方達がいて、「ずっと食べていてすごいなあ」と不思議だったのですが、こういうことだったんだ~。
がっつり食べているんじゃなくて、ちょっとずつ、つまみながら飲んでいるんですね。いいなあ。

よし、これからはこのスタイルも取り入れて行こう♪


ちなみに私はいっさい調理に参加していません(笑)ひたすら飲んで食べるだけの係でした。
ごちそうさまでした!


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時刻はまだ17時過ぎ。ちょっと早いけど、お酒も飲んでほろ酔いのいい気分だし、お腹がいっぱいになって眠たいし、各自テントに戻って自由に過ごすことに。
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常念山脈の方から流れ込んでくるガスに包まれていく様子を眺めながら一服。
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徐々に暗くなっていく空を見上げて明日のことを考えます。
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晴れるかな・・・?

久しぶりに涸沢でテント泊ができて、まあまあ達成感もあります。
朝起きて真っ白だったら潔く諦めて下山してもいいや。


歯を磨いて、読書をしながらなんとか19時までは眠るのを我慢して、すっぽりとシュラフにくるまったらもう夢の中。




おやすみなさい。また明日。





その2へつづく。
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by asaasa32 | 2015-09-08 22:38 | 山歩記録 | Comments(4)
Commented by tukinobo at 2015-09-09 20:58
いいですね、涸沢にテント泊で北穂、
すてきです。
9月4.5.6日、5日はいい天気に恵まれたようで
北穂テラスで珈琲タイム、うらやましい限り。
続きを楽しみにしていますネ~(^-^)
Commented by jima at 2015-09-09 23:12 x
こんばんは
カメラの撮影は大丈夫そうですがモニターは如何でしょうか。
続き共々気になります。
アスペクト比を見るとフォーサーズ機でしょうか、機械の気まぐれで何事もなければ良いのですが。
Commented by asaasa32 at 2015-09-10 23:05
tukinoboさん、こんばんは!

天気はまったく期待していなかったので、晴れたことに驚いてしまいました。良い景色が見れて満足です♪

先月、tukinoboさんの夏真っ盛りの涸沢レポを拝見して、来年は絶対に夏に訪れようと思いましたよ!お花畑が素敵で羨ましかったです。(読み逃げすみません・・・でもいつも拝見しています)
Commented by asaasa32 at 2015-09-10 23:16
jimaさん、こんばんは♪

使っているのはミラーレス一眼です。こんなときはファインダーが無いと致命的ですね~
ちなみにモニタは下山中に突然直り、勘で撮影していた画像はきちんと残っていました。
ちょっとご機嫌ナナメだったのかもしれません~。
一応点検に出すつもりなのですが・・・かれこれ4年、山で雨や土埃にまみれてハードに使っていましたのでどうなることかドキドキしています(汗)
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