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双六岳&三俣蓮華岳&鷲羽岳 その4

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山あり谷あり、とても濃い山旅3日間でした。









双六岳(岐阜県高山市)2860m
三俣蓮華岳(富山県富山市・長野県大町市、岐阜県高山市)2841m
鷲羽岳(富山県富山市・長野県大町市)2924m
2014年9月20、21、22日




その1はコチラ
その2はコチラ
その3はコチラ



テントに入ってから急に寒気が押し寄せました。
すぐには動けずじっとして体をさすります。

どこかが痛いとか体がだるいとかそういう症状が感じられず、ただただ具合が悪い。
脱水症状かなとホットポカリをすすり、苦労してなんとか着替え、お腹と背中と両足の4箇所にカイロを張ってシュラフに足を突っ込みます。




寒くて気持ち悪い。




とてもじゃありませんが、何かを食べるなんて無理です。




ごめんね、夕飯は食べられない…。
重たい夕食を担いでくれたあいみさんに謝り、横になって寝たら治るかもとシュラフの中に潜り込みます。






途端にキュウッと胃が痛み、吐き気が襲ってきました。




なんだろう、これ。
原因が分からないから迂闊に薬が飲めません。





だめだ、ヤバイ。吐く。




そういえば診療所があったよなあと思い出し、トイレに行きがてら先生に診てもらうことにしました。


ところが小屋の受付で訊ねると先生は下山してしまったとのこと。





ガーンΣ(T▽T;)そんな…




ちょっとそこで休ませてもらってもいいですか?と玄関先に置いてある座布団を差しながら聞きます。



「テントですか?明日の朝も結構冷えますから、具合が悪いのなら小屋に泊まられた方がいいですよ」と受付の男性に言われました。
受付のオンナノコは「唇が真っ白ですから…」と心配そうな表情。



え、真っ青通り越して真っ白ですか( ・∀・;)



吐き気以外に自覚症状がありません。それが怖いなと思ってしまいました。
幸い小屋は空いているということで素泊まりに変更することに。
案内された部屋は3畳部屋。1人で使えるそうでとてもありがたかったです。

部屋に案内された後、そのまま乾燥室へ連れていかれました。
小屋で一番暖かい部屋です。


ここで休んで体を温めてくださいとのこと。
でも、ずっといると一酸化炭素中毒(だったかな?)になっちゃうので気をつけてくださいね、ですって。


しばらく乾燥室で過ごして、なんとなく温まったような気がしたので部屋に戻って横になりました。


上下毛布の中にくるまりながら、15~30分毎に吐き気をもよおしてトイレに駆け込みます。
胃の中はカラッポ。出てくるのは頑張って飲んでいる水だけ。




うーむ。
胃腸風邪かなあ。それにしては発熱してないし。
オエオエしながら、明日は吐きながら下山か?とか、そもそも明日の朝冷たくなってたらどうしよう?とか弱ってるときって、本当に縁起でもないことを考えてしまいます。





布団の中でウンウン唸りながら丸くなって2時間ほど経過して、ふとお腹の辺りがものすごく熱くなっていることに気づきました。



あっ!
私ったら、カイロ貼りっぱなしだったんだ!上下毛布にくるまってたらそりゃ熱いわ。



お腹のカイロを剥がして寝て



しばらくしたら、今度は背中が熱くなってきたのでカイロを剥がしてまた寝て



最後に両足のカイロを剥がして




そこで、ぷつっと吐き気が治まっていることに気づいたのでした。





なんとなくですが、カイロの熱を全く感じないほど内臓が冷えてしまって、胃の機能が上手に働いていなかったのではないかなあと思います。


冷えた原因はおそらく風。

1日中良い天気だったので半袖になったりしていました。日差しは強くて体表面は暑いけど冷たい風に晒されているうちに体内が冷えたのだと思います。
ついつい、登りになったらすぐ暑くなるし、と上着を着ずに行動してしまうのですが、面倒がってちゃダメだなあと改めて実感。




その後は暖かい部屋と布団の中でぐうぐうと熟睡し、朝6時頃、前夜の不調が嘘のようにスッキリと目覚めたのでした。



受付のオンナノコに「だいぶ顔色が良くなってますね、安心しました!」と見送られてテントへ戻ります。



もし、あのままテントに残っていたら私はどうなっていたのかな。
無事に下山できたのかな。

今回ほど小屋のありがたさを実感した日はありませんでした。
日曜日の夜で空いていたことも幸いしました。
有人小屋のない幕営地を行程に入れることの怖さ・・・そんな山旅をするつもりは今はないけれど、テントの自由さは自己責任の元にあるんだなあと本当に経験が必要なんだなあと思いました。


うーん、自分が思っていたよりもテント泊って難易度が高い!!



さて、前夜何も食べていないのでお腹が空いてきました。
風が強くて寒いのでテントの中で朝ごはんとします♪
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胃のことを考えて私はおじや。
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アルファ米1袋分は多くて食べきれないのでどうしようかなあと考えた結果、食べれる量だけ鍋で直接煮てみました。

適当に沸かしたお湯の中に適量のアルファ米を入れてぐつぐつ煮ます。途中でインスタント味噌汁を投入して、柔らかくなれば出来上がり♪

美味しく食べることができました!
食べれるってスバラシイ~(´∀`)♪



テント撤収して、靴のテーピングを巻きなおして、準備完了。
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右足のソールも剥がれかけていました…下山まで持ちますように!
8:00
下山開始です。
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1日目はガスがかかって見えなかった景色もこの日は丸見えです。
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ずっとずっと槍穂高がお目見え(*´m`)♪
すれ違うハイカー達もみんな笑顔♪
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ザックの重みもほとんど感じず、足取り軽く稜線歩きが続きます。
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あまりの絶景に、花見平で一休みすることに♪
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先へ進んでしまうのがもったいなくて30分以上ものんびりダラダラ過ごしてしまいました。



今のこの元気なら笠ヶ岳まで行けるのになあ



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笠ヶ岳へ続く道を未練がましく眺めてチラッとあいみさんを見る。




「その靴で笠新道はもたないからダメです」




…( ・∀・)デスヨネ~


補強用のテーピングはもうほとんど残っていません。リペアグッズももうちょっと持ってきたほうがいいのかなあ。



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弓折乗越まで来たら鏡平までもうすぐ!
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箱庭のような小屋を見て、今日も逆さ槍が見れるかも~なんて期待も膨らみます(*´m`)♪
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10:40
鏡平到着
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鏡池は貸切状態♪
平日に来れる人ってこんな良い思いしてるんですね~羨ましい!!
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少し風が出ていて鏡というわけにはいきませんでしたけど、静かな静かな鏡池を堪能することができました。
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早めの昼食は、前夜食べれなかったパスタ♪
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これが…ちょっと失敗で。標高のせいか水が少なかったせいか、麺が上手に茹で上がらず残念な味になってしまいました。
山でパスタって難しい(*´Д`)=з


またまた1時間ほどのんびりだらだら過ごして

11:50
新穂高へ下山開始です!
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ここからは絶景ともお別れ。
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さすがに2日間歩いた足は少し疲れてきて、小池新道のゴロゴロ岩はなかなか堪えます。
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秩父沢では思わず冷たい水に足をつけてしまいました。
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めっちゃ気持ち良い~♪♪
むくんでいた足がキュッと締まったような気がするほど!

なんでみんなやらないんだろう。絶対スッキリするのにな(´∀`)

リフレッシュしたらあと一息!
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のんびり歩いているせいか、それほど足腰に負担がかからず元気に下りることができました。

林道を20分ほど歩いて最後の小屋、わさび平小屋へ到着。

到着するまでに、リンゴを食べようか、オレンジを食べようか、ウキウキしながら考えていたのですが





チリンチリーン
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旅のシメはこれでしょう!!
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最後の晩餐(?)は、そうめんでヾ(≧∇≦*)ゝ
さっきパスタ食べてたよね・・・?というツッコミは受付いたしかねます(笑)

なぜか私が食べているときだけ、太陽が雲に隠れるという謎の現象が起きまして、若干寒さを感じながら食べたのですが(前夜、胃腸の冷えで大変な思いをした人間がやることとは思えませんが( ・∀・;))、このそうめんは本当に美味しかった!!


お腹も気持ちも満たされ


15:15
無事下山♪





台風も近づいて来ていたので、どうなるかと心配していた今回の山旅でした。
複数の天気予報のサイトでは晴れだったり雨だったり。
今までは天気予報に右往左往して、結局悪い天気予報を案じて中止にすることが多かったのですが、今回は「降水確率は少ない。大気の状態もまだ安定しているから・・・晴れを信じてGO!!」と思い切ってみたのです。


この夏、ほとんど山に行けなかった鬱憤は見事に晴らされました~(´∀`)ウレシー!!




靴の故障や体調不良など、一筋縄ではいかない旅でしたけど


その分成長したということで!




長い長い3日間の山旅、終了です!!





来年の夏は、笠ヶ岳と黒部五郎岳と薬師岳だな(*´m`)♪
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by asaasa32 | 2014-10-02 00:07 | 山歩記録
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