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双六岳&三俣蓮華岳&鷲羽岳 その3

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限界まで歩いたのに、道はまだまだ続いていました。









双六岳(岐阜県高山市)2860m
三俣蓮華岳(富山県富山市・長野県大町市、岐阜県高山市)2841m
鷲羽岳(富山県富山市・長野県大町市)2924m
2014年9月20、21、22日





その1はコチラ
その2はコチラ




1日で3つのピークを踏むという初めての体験。
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最後の山は鷲羽岳です!

11:00
三俣山荘を出発
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コースタイムは山頂まで1時間半。
見た感じ、そんなにかかるのかなあと疑問に思った私はすれ違ったオニーサンに念のため確認しました。




「あれが(あの見えているピークが)山頂ですか?」





「そうですよ!あれが鷲羽岳の山頂ですよ!」






よっしゃー\( ・∀・)/





これでいつもの「ああっ!山頂じゃなかったΣ(T▽T;)ギャヒーン」となることはなくなりました。
一安心して地道に歩いていきます。
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辛い登りですが、なにせ絶景が広がっていますので
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景色を眺めるフリをしながら休憩して
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ひーひー言いながら登って
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山頂までもう少し!




と思ったところで



前を行くオニーサンと下山してきたオネーサンの会話を聞いてしまいました。






「何時に下山開始しました?」


「ええっと、11時40分です」






11時40分だと( ・∀・)!?






時刻は12時。
下りはじめて20分も経っています。



私と同じ気持ちだったであろうオニーサンの表情を見たオネーサンは、さらに追い討ちをかけます。




「あれ偽ピークなんですよ。山頂はその向こうなんです。」





ニ・セ・ピーク( ・∀・)!!!








うわーん、あの時のオニーサンよ…あれが山頂って言ってたじゃーん!




ガッカリ感が半端ないですが、泣いても山頂は近づきません。
無言で登ります。
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ピークだと思っていたところに辿り着くとようやく見えました!
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まだまだ遠いなと、ひとつ大きく息を吐いて進みます。
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最後のひと登りをして
12:30
鷲羽岳山頂到着\( ・∀・)/やりました~!!
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双六小屋まで9時間弱。そこからさらに、ここまで6時間弱(コースタイムは4~5時間です。のんびり歩きすぎました)
すごく遠いところまで来たつもりなのに、目の前に広がる景色はさらに連なる山々へのトレイル。
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私が歩いているところなんてほんの一部分です。
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こんなにもいいお天気に恵まれて、それでもここが私の限界。テントを担いで、さらにこの奥へ進んで行く人たちって本当にすごい。


雲ノ平でテント張りたいな~なんて漠然と夢を見ていたけれど、そんなのまだまだだ。
地図や写真で想像するのと、実際に歩くのではまるで違うことを改めて実感しました。


ご褒美のみかんを食べて
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三俣山荘でサイフォンコーヒーを飲みましょう~(´∀`)
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山荘へ下山し始めてほどなくして、何やらムニムニとした岩でも土でもない感触に気づきました。


何か踏んでんのか?


と足元を見ると



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ギャー!!




まさかのソール剥離!!!




ここでかっΣ(T▽T;)


この靴も購入してから4年経ちます。
夏前に「そろそろかなあ、秋山が終わったら張り替えようかなあ」と思ってそのまま忘れていたのですが、今回の山旅の準備中になぜかふと思い出して、「靴大丈夫だよね」と頭をよぎっていたのでした。


救急セットとして持参してきたテーピングで応急処置です。
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はっ!
しかもこの状態では、明日の笠ヶ岳は…



「ないね。下山です。」




(゚Д゚;)ガーン





あっさり却下されました。あまりのあっさりさ加減に私はビックリです。
どうやらこの絶景の中を歩き通して、もう満足してしまったんだとか。

また来ればいいさ~ですって。




そっか、そうだよね!

また来ればいいんだね。また…またこんな遠くまで来るのか( ・∀・)ヒー




靴底がテーピングのせいで滑りやすくなっているので慎重に歩いて
14:00
三俣山荘到着です♪
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サイフォンコーヒーとケーキを食べようかと思っていたのですが
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シャリバテ気味の私は、ケーキでは腹が膨れませんので好物のうどんをオーダー(*´m`)♪
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今度はサイフォンコーヒーを飲みに来なくちゃいけなくなったということなのでした。


・・・

ああ~またこんな遠いところまで…( ・∀・)ヒエー



そろそろ戻り始めないとマズイ時間になってきました。
このままでは、双六小屋への到着が17時というアカン時間になってしまいます。



14:30
帰ります!!
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三俣山荘を出発してすぐに急な登り。朝6時半から歩き続けてそろそろ疲労も溜まってきています。一歩一歩が辛い。
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帰りは巻き道で。
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先に双六岳と三俣蓮華岳に行っておいて良かった!
帰り道に予定していたら、絶対疲れてパスしてました~ナイス判断(´∀`)
しかもこの巻き道は三俣山荘から歩いた方が登りが少ないようです。自分たちのコース取りにも満足♪
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双六小屋がチラリと見えていますがまだまだ遠い道のりです。
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この頃から私がかなり遅れ始めました。

久しぶりにガッツリ歩いたせいなのか、それとも標高が高いせいなのか、体全体が重くて言うことを聞かなくなってきたのです。
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緩やかな下り坂は惰性で歩くことができるのですが、ほんのちょっと、いつもならまったく登っているうちに入らないような傾斜の登りでさえ、数歩で立ち止まってしまう有様です。

巻き道なので大きなアップダウンはないけれど、時々現れるこんな道はもう鈍足爆発(*´Д`)=з
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いつもの3倍ほどの時間をかけて登ります。
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もう他のハイカーもいません。薄暗くなっていく山に不安も出てきたところで、登山道脇に洗面器ほどのでっかいウンチを発見。



ヒィーΣ(T▽T;)熊さんだー!!


さっきから熊鈴を鳴らしてるから、向こうも気づいてるよね!?




恐ろしいけれど体はまったく動かず、前を行くあいみさんに引っ張られるようにしてノロノロと歩きます。




遠かった分岐
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やっと見えた~!!
17:00
分岐到着
2人でハイタッチ!!

ここまで来たら、後は小屋まで目と鼻の先です!
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17:15
双六小屋到着
小屋前の石垣に座り込んでしばし放心状態です。





…良かったあ(*´Д`)=з




無事に到着して本当にホッとしました。
鷲羽岳に行けたという達成感とともに、重たい体を引きずってテントへ戻ります。







テントの中はふんわり暖かく、後はご飯を食べて寝るだけと思っていたのですが


一難去って、また一難…





私の試練はもう少し続くのでした。





その4 “最後のご褒美!下山編”へつづく~
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by asaasa32 | 2014-09-30 21:41 | 山歩記録
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